1970年代マージャンブーム到来、その後

“麻雀ブーム到来”

• 日本全国で最大36,173件の麻雀店が乱立
• 麻雀店には連日行列があった

出所：警察白書

麻雀店の件数推移

出所：全国防犯協会連合会

現在ではピーク時の4分の1に

麻雀人口も500万人まで減少

出所レジャー白書2018

セット麻雀店

4人もしくは3人1組の客へ麻雀卓を貸す。時間制で収益を得る。

遊戯人口の減少に伴った変化を強いられる

現在もルール・形態等工夫しつつ、各店舗がしのぎを削っている

さぁ今日は麻雀に革命を起こす日。12時から記者発表会です！

— 藤田晋 (@susumu_fujita) July 16, 2018

サイバーエージェント社長　藤田晋氏

「自分を育ててくれた麻雀に恩返しがしたい。麻雀そのものの価値を拡大したい」
そんな藤田晋氏の熱い想いが形になる。
この日、藤田チェアマンを筆頭に突然発表されたのは麻雀プロの新たなリーグ戦「Mリーグ」の発足であった。
その内容は、これまで夢がなく報われなかった麻雀界を夢のある世界へ大きく変えうる壮大なものだった。
最高顧問に川淵三郎氏、有名企業7社の参加、優勝賞金5，000万円、選手の最低年棒400万円保証など
過去に例のない驚きの内容が次々と発表される。
麻雀のプロスポーツ化、ゼロギャンブル宣言を掲げ、最終的にはオリンピック種目化を目指す。

【麻雀革命】Mリーグ発足から見る麻雀店舗の今後

Mリーグ発足がきっかけで、今後のプロ麻雀界は夢のある世界へ変遷していく

ドラフト会場に行ってきます。

自分が選ばれるかどうかはともかく、このＭリーグに関わってくれた７つの企業様をはじめとする多くの方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

— 小林剛 (@supatechi) August 7, 2018

たくさんのお言葉ありがとうございます。 この歴史的な機会に立ち会えたこと。機会を作って頂いた藤田社長、全ての皆様に感謝を伝えたいです。

精一杯頑張ります。よろしくお願い致します！#Mリーグ pic.twitter.com/vLVfPaUjZ9

— 松本 吉弘 (@yoshihiro_npm) August 7, 2018

ポイント
今後参加企業が増えていくか
2部リーグ、シニアリーグなど広範囲に波及するか

Mリーグに対する麻雀店の視点

“ノーレート・健康麻雀が加速”

• 高齢化社会の中でのシニア層麻雀人口の増加→健康麻雀店の増加
• 遊戯費の低賃金化→ノーレート店舗の増加
• Mリーガー希望者の増加→養成所の誕生

ノーギャンブル推しの風潮が業態の追い風となる

オンレートファン層の獲得へ向けてフリー麻雀チェーン店舗は増加している

ポイント
オンレートファン層はノーレート側へ移るのか

ノーレートフリーへ業態変化が起こり得るのか

フリー麻雀店はMリーグの「ゼロギャンブル時代」に抗っていく

今後の麻雀店の課題

麻雀「e時代」はすでに到来している

オンライン麻雀の利用者数は年々増加

今後もオンライン麻雀は成長を続けていく

店舗視点　ポイント
オンライン限定層はオフラインへ移れるか
オフライン層からオンライン層への流入がどのくらいなのか

課題：Online to Offlineを目指せるか

解決の鍵となるのはオンラインとオフラインの融合か

“Online to Offline”

• 取り組みの元祖には「麻雀の頂」がある（運営：麻雀ウォッチ）
• 最も理想的なのは人気オンライン麻雀と実店舗の融合

課題

• 不正無く運用できるか、正確な連動が可能か
• 上級卓のようなレーティングに応じた卓組ができない
• オンライン麻雀側にとってメリットがあるか

麻雀店の創意工夫は続いていく

おわりに