どうも!はっしん課長こと橋本です。
麻雀店を開業したい!という人、やることは色々ありますがまずは大事なのは物件探しですよね。
麻雀店が成功するかどうかは物件の良し悪しが大きく左右してきます。
接客がとても素晴らしくて、店内も明るくてきれい。
そんなお店でも物件が今ひとつ至らないせいで、苦戦してしまうケースも見てきました。
それでは一体どんな物件が理想的なんでしょうか?
目次
理想的な店舗、物件の条件
それでは理想的な店舗、物件の条件を見てみましょう。
理想的な店舗、物件の条件(重要順)
- 見つけやすい
- 家賃が安い
- 駅から近い
- 駐車場がある
- 簡単な内装で済む
- 建物内に性風俗店が無い
- 低層階にある
- 広い
ざっと挙げてみましたができればこれら全てがクリアできている物件が理想です。
見つけやすい
これはやっぱり最重要ですよね。
飲食店では味が良く、値段が安ければ隠れ家でも繁盛したりしますが、麻雀店は他店との差別化が難しいので同じようにはいきません。
いくらサービスが良くてもまずは見つけてもらわないと、他の見つかりやすい店舗に流れてしまいます。
なので目立つところにあって、目の前を通っただけでそこに麻雀店があるぞと分かるような立地がベストですね。
家賃が安い
これもとても大事です。
固定費は安ければ安いほど運営が楽になりますもんね。
これは実際に置ける卓数から売り上げを予測して、その家賃でもやっていけるかどうかを計算しないといけません。
大体の売り上げ計算はこんな感じです。
全自動麻雀卓1卓あたりの売り上げ
4人セット 1時間 1,500円前後 (学生 800円前後)
4人フリー 1ゲーム 1,500~2,500円 (ルールによる)
健康麻雀 1日 8,000円前後
自分のお店のルールを決めて1ヶ月の売り上げを予測しましょう。
家賃を背伸びしてしまうと、後々苦しくなるかもしれないので、できる限り安くできるに超したことはありません。
駅から近い、駐車場がある
やっぱり駅から近い方がアクセスが良いですよね。
徒歩5分圏内が理想的だと思います。
あとは駐車場があると結構遠くのお客さんも来てくれたりします。
簡単な内装で済む
多くの物件は内装をしないと、店として使えない状態だったりします。
内装費って規模によって思いがけないくらい費用が掛かったりするので、できれば簡単な内装できれいになるような物件が良いですね。
開店する方を見ていると、内装を凄く凝ってやる方も多いんですけど、やっぱり初期投資は少なく済む方が無難かと思います。
お客さんは内装よりも、サービスや居心地を重視する人が多いので、節約できた分はサービスに回しましょう。
建物内に性風俗店が無い
これも意外と大切なポイントです。
なんとなく建物の前に性風俗の看板があると、その建物に入りにくくなっちゃうんですよね。
出入りするときに人目が気になるというか・・・
なので目立つような性風俗が同じ建物内にない方が無難です。
低層階にある
これは重要度としては低いですけど、お店は低層階の方が目立ちますよね。
やっぱり1Fが最高です。
入りやすいですし、お店の雰囲気も1Fの方が伝わりやすいんですよね。
広い
最後はこれですけど、やっぱりお店は広々してた方が居心地が良いですよね。
隣が気にならないような広々としたお店の方が麻雀していて快適です。
大体長く続く店舗はしっかりこれらの条件を押さえてます。
もちろん少し妥協しなくてはいけない部分もあると思いますので、重要度が高いものから重視してみることをお勧めします。
契約前に調査しておかなければいけないこと
ここからがとても重要なポイントです。
麻雀店は風俗営業なので、理想的な物件が見つかっても営業できないケースがあります。
営業が可能なのかどうかしっかりとした下調べが必要になります。
風俗営業をするのには許可を取得しなければなりません。
麻雀店はもちろん許可が必要なんですが、許可を取るために色々なハードルがあるんですよね。
そのハードルを乗り越えるために、調べておきたいポイントがあります。
物件契約前に調べるべきポイント
- 風俗営業許可が取れる場所かどうか
- 家主が麻雀店営業を認めてくれるかどうか
- 開業準備中の家賃交渉に応じてくれるかどうか
- 家主都合による退去の可能性があるかどうか
風俗営業許可が取れる場所かどうか
麻雀店は風俗営業法第4号となってまして、それによって開業場所などに色々と制限があります。
用途地域によって営業ができない地域もあります。
また、許可が下りる地域内でも周囲に病院、学校、図書館などが隣接していると駄目だったりします。
これって個人ではなかなか大丈夫かどうかの判断がつきにくいですよね。
そこでこれを調べる手段を3つ紹介します。
- 私、はっしん課長に相談する
- 行政書士に相談する
- 市役所の都市計画課に相談する
大体は許可申請を出さなくてはいけないので、行政書士に相談することになります。
行政書士といってもいろんな人がいて、麻雀店の許可は例が少ないせいか慣れてない人も沢山います。
そうすると時間を大幅ロスしてしまう場合もあるので、もしも相談を考えている場合は、僕に相談してもらってもOKです!
自力でやる場合は、都市計画課に相談すると教えてくれます。
家主が麻雀店営業を認めてくれるかどうか
これも大切なことなんですけど、麻雀店とか風俗関連は家主から契約を断られるケースがあります。
まずは麻雀店を営業しても大丈夫かどうかしっかり確認しておきましょう。
開業準備中の家賃交渉に応じてくれるかどうか
麻雀店は許可申請の兼ね合いもあって、お店としてオープンするまでに約2ヶ月かかります。
許可がなかなか時間が掛かるんですよね。
その間は当然売り上げは0です。
そこでこれはダメ元で相談してみると良いと思うんですが、開業準備中に少し家賃を安くしてもらえないかどうか交渉してみてください。
うまくいくと、応じてくれるケースもあります。
家主都合による退去の可能性があるかどうか
せっかく軌道に乗ってきたお店、立地も良くて問題なかったはずが、ある日家主都合で退去させられてしまう。
こんなケースも実は何件かありました。
物件の老朽化による建て壊し、物件の売却などが事由です。
これは仕方が無いことかもしれないですけど、あらかじめ将来的にそういった考えがないかどうかは確認しておいた方が良いと思います。
新たに物件を探したり内装したりすると、また費用も掛かりますし許可も取り直さなければならないので時間も掛かります。
それはできる限り避けたいところです。
以上です。物件を選ぶ際には是非参考にしてみてください。
無事に決まった後の麻雀卓や設備の相談待ってますよぉ!
お店が繁盛することを願っています。
移転を余儀なくされてる雀荘経営者です。大家の承諾が得られ契約寸前で 第1種住居地域なため ダメとのこと。窮地に立たされてます。第1種住居地域は 絶対 ですか?
佐藤様
基本的には第1種住居地域では厳しいと思います(>_<)